視力チェックって何をしているの?①

こんにちは

メガネの金剛 イオン金剛店 店長の仲野です。

 

メガネの金剛では、皆さんに最低でも1年に1回の視力チェックをお勧めしています。

何故でしょうか?

 

メガネを販売するため?

お客様の視力を知るため?

 

実は、お客様の眼の変化を知りたいからなのです。

この連載では、視力チェックとはいったい何をしているのかを明らかにしていこうと思います。

 

いつもメガネの金剛をご利用頂いている方は、何年分ものメガネ作製データが残っています。

購入頂いたフレーム、レンズの情報は勿論ですが、視力に関するデータも詳細に残しているのです。

SPH、CYL,AXIS、ADD、ET、XT、EP、XP、ORTHO、NPC……

一見すると何のことか分からない暗号みたいですが、それぞれに重要な意味があります。

そして、1回の検査だけでは勿論変化は分かりません。

2回目、3回目とデータが蓄積されていって初めて変化が分かります。

では、何のために変化を知りたいのでしょうか?

 

メガネの度数が合っているか確認するため?

老眼の進行を知るため?

 

実は、眼の機能に何か異常が無いかを知りたいからです。

 

人間の眼ですから、年齢と共に変化していくのは当然です。

良く眼に合ったメガネを作っても、何年か経ってしまうとまた見にくくなって作り直していることと思います。

そんなときデータが蓄積されていたら、

「急激に変化していないか?」「左右どちらかだけ変化していないか?」

・・・など、通常とは違う変化かどうかが分かります。

そのために、暗号のようなデータを詳細に残しているのです。

暗号にはそれぞれに意味があります。

 

では、何のために異常を知りたいのでしょうか?

 

お客様に将来に渡って、よく見える眼でいていただきたいからです。

 

やっぱりこの仕事をしていると、お客様によく見えると喜んで頂くことが一番嬉しい瞬間です。

そしてそのためには、お客様の眼が良い状態であることが必要です。

最近はテレビなどでも色々な情報が飛び交っていますが、ご自身でご自身の眼の変化の状態を正しく把握するのは至難の技です。

さらに、眼の色々な機能は一度失われると現在の医療では再生が難しい分野です。

また、眼の機能の異常はご自身で気づくことが難しいのです。

私達の店でメガネを作っていただいているお客様には、いつまでも良い眼の状態を保ってもらいたい。

そのために、必要があればメガネを作らずに医療機関の受診をお勧めする事もあります。

そういった判断をするためにも、データの蓄積が大事です。

 

こういった訳で、メガネの金剛では、定期的な視力のチェックをお勧めしています。

 

今後は、私達が視力チェックの時に何を調べているのか、暗号を解読してお伝えしていきたいと思います。

 

乞うご期待!!