「障害者週間」フェスティバル ~UDトーク、UDキャスト、そして「エプソン モベリオ」も出展~
- 2020.01.13
- 医療連携
メガネの金剛、福祉担当の山内です。
12月7日、堺市立健康福祉プラザ内にある「視覚・聴覚障害者センター」主催で行われたイベントの様子を紹介いたします。
イベントの名前は『「障害者週間」フェスティバル』
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★「障害者週間」とは(内閣府ホームページより一部抜粋)
「障害者週間」は、平成16年6月の障害者基本法の改正により、国民の間に広く障害者の福祉についての関心と理解を深めるとともに、障害者が社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的として、従来の「障害者の日」(12月9日)に代わるものとして設定されました。
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福祉プラザを広く使ってのイベントで、視覚障がい・聴覚障がいの方はもちろん、だれでも参加できるイベントです。
とても良い交流の場となるイベントですね。
建物前の広場では、地場産の野菜などが売られていたり、ラーメンやカレーの屋台が出ていたりとお祭り気分が盛り上がります。
施設内では
・点字体験
・眼の悩み相談
・作業所販売コーナー
などがあり、来場の皆さまが思い思いに楽しんでいるのが伝わってきます。
そして私たちメガネの金剛は、機器展示でお手伝いです。
広い体育館内に色んな視覚補助、聴覚補助の機器類が出展されています。
メガネの金剛は、おなじみの
「視覚障がい者用読書機(拡大読書機)」
「視覚障がい者用ポータブルレコーダー(プレクストーク3 PTR3)」
をはじめ、福祉機器、日常生活用具指定用品を多数、出展させていただきました。
その他ブースでは、東海光学
「CCPシリーズ」「ビューナル」「ヴェルジネ」など遮光眼鏡、遮光レンズでは超有名なメーカーですね。
カラーバリエーションも豊富で、多くの眼科で処方されているのを見ます。
当店にもサンプルを多数置いておりますので、体験ご希望の方はぜひ。
そして、HOYAのブース
話題の「暗所支援眼鏡MW10」で注目を集めるメーカーです。
網膜色素変性症など夜盲で日常生活にお困りの方には、このMW10は画期的です。
こちらも当店で体験できます。
もう一つがHOYAの遮光眼鏡「レチネックス」。
「レチネックスグラス」というスポーティーなデザインの製品が出ていて選択肢の一つとしては新鮮ですね。
そんななか、聴覚障がいの方用の機器も当店ブースで紹介しました。
エプソンから発売されている商品でウェアラブルデバイス(メガネ型の機器)「モベリオ」。
わかりにくいですが写真の右のほうにあるメガネ型の機器です。
「UDキャスト」「UDトーク」というスマホやタブレット用のアプリを入れることができ、目の前で音声を文字に変換して映し出すというものです。
例えば映画を見るときに、音声が聞こえなくてもモベリオをかけることで目の前に字幕のように音声を映し出すことができる。
友人と話をする時、講演を聞く時、相手の顔を見ながら聞くことができる。
「UDキャスト」は多くの映画が対応していて、映画の流れに沿って時間差なく字幕をモベリオに映し出すことができるようになっています。
私たちも初の取扱いでしたが、感動ものでした。
用途の幅がこれからますます広がっていきそうな予感です。
視覚障がい、聴覚障がいの方々が日常生活においての不自由を解消するための工夫が色々と考えられているのを実感します。
健常者、障がい者がともに生き、お互いにコミュニケーションをとり理解しあえる世の中になればという理想を思います。
そういったことが実現できるのではないかと思えるイベントでした。
私たちも、その力となれるように熱く活動していきます。
当事者様、団体様、私たちで何かお役に立てることがありましたらご連絡ください。
お待ちしております。
【眼の福祉機器、補装具、日常生活用具に関してのお問い合わせ】
メガネの金剛 北野田店
大阪府堺市東区丈六183-18
℡ 072-234-2856
担当:山内