府中病院 眼科棟 府中アイセンター、オープン!
- 2019.07.03
- 医療連携
皆様、こんにちは、福祉機器担当の山内です。
今回は南大阪に待望の施設がオープンしましたので、そちらのご紹介をさせていただきたいと思います。
その施設の名前は「府中病院 眼科棟 アイセンター」。
何が待望なのかというと、ロービジョン外来がある眼科となるからです。
大阪で北では大阪医科大学病院、堺では堺市立総合医療センターなど
中核となるロービジョン外来があったのですが、
南大阪地区にはロービジョン外来のある大きな施設が(おそらく)ありませんでした。
福祉関連施設の方々とお話しをしていても、このことに非常に興味を持たれていました。
6月1日に内覧会がありましたので、お邪魔してまいりました。
3階建てのその大きさに圧倒されます。
これがすべて眼科の建物というのもすごいですね。
院内の写真はありませんのであしからず・・・
まずは、いただいたパンフレットの情報から。
■府中病院 眼科棟 府中アイセンター
【開院日】
6月17日開院
【コンセプト】
地域の病院、診療所との連携を深め、眼疾患に対応する中核施設を目指します
【専門外来】
・ロービジョン外来(今秋本格始動)
・涙道専門外来
・ぶどう膜炎専門外来
・緑内障専門外来
・PDT(光線力学的療法)
眼科医以外にも視能訓練士という検査のプロスタッフが8名おられるとのこと。
ロービジョン外来開設に向けて準備中とのことで、非常に心強いですね。
また、最新の検査機器をたくさん入れるとのこと。
従来の検査機器の精度がより高くなり、患者様の負担も少なくなるのだろうなという印象です。
先進医療の対象である、多焦点眼内レンズ(いわゆる遠近両用)の手術にも対応とのことです。
白内障手術の選択肢が広がるのは患者様にとってもありがたいことです。
メリット、デメリットを含めて先生とじっくり相談して決めたいですね。
入口を入ると、1階はゆったりした広い待合室と奥にはラウンジ、そして診察室が並んでいます。
2階は手術室と術後のリカバリールームとなっていました。
どのフロアもそうですが、落ち着いた雰囲気で、治療前後の緊張をほぐしてくれそうです。
私としては何よりも、秋から本格始動するロービジョン外来が人々に知れ渡り、
地域福祉の中核施設の一つとなることを願っております。
*写真はイメージです
場所はJR阪和線、和泉府中駅のまさに目の前。
元々、府中病院という総合病院内の眼科だったのですが、眼科のみが独立して立派な施設となりました。
~お知らせ~
先日、KVS(キンキビジョンサポート)に参加させていただいた時にいただいた案内です。
【視覚障害者のためのヨガ教室】
さっそく店舗に貼り、案内させていただいております。
神戸新聞にも大きく取り上げられていて、すごいです。
興味のある方はぜひ!
私も運動不足なので、ヨガは良さそうかなと思っています。
見た目よりは、ずっと難しいんでしょうが・・・