暗いところでも明るく、カラフルに
- 2019.02.09
- 医療連携
メガネの金剛、福祉機器担当の山内です。
今回ご紹介させていただくのは、当店で新たに取り扱いをはじめた機器です。
HOYAより発売されている、夜盲症の方を対象とした機器
■ 暗所視支援眼鏡 MW10 HiKARI
暗所支援眼鏡 HOYA MW10 HiKARIは、
HOYA独自開発の低照度高感度カメラで捉えた像を、
明るい映像として目の前のディスプレイに投射する、
眼鏡タイプのウェアラブルデバイスです。
暗闇の中のわずかな光を増幅させ、対象物の色彩を自然に再現します。
(カタログより)
夜盲の方は薄暗い夕方になると物を見ることが非常に困難になると言われています。
この機器はカメラで捉えた画像を目の前に映し出す機器です。
暗い場所でも明るく、しかもカラーで再現します。
夜盲症で不便を感じている方の生活の幅を広げて、より豊かな生活を送っていただく助けになるはずです。
実際に装着してみましょう。
メガネの金剛 北野田店のメンバー皆で体験です。
かけ心地は通常の眼鏡よりは重たいですが、個人的には見た目ほどの重さを感じません。
カタログ記載では眼鏡部「約130g」となっています。
包み込むようなデザインと鼻パットの支えで安定感も悪くないですね。
冬の午後7時、街灯はありますが辺りは真っ暗です。
しかし、目の前に映し出される映像のおかげでかなり明るく見ることができます。
コントローラーがあり、明るさだけでなく倍率の変更も可能です。
大きいボタンで操作もしやすいです。
この倍率変更はかなり便利に感じました。
時刻表、看板、観劇など、見たいものをよりしっかりと見ることができそうです。
度数が必要な方には、インナーフレームを取り付けることもできます。
体験してみた感想としては、最初は目の前の画像に違和感がありましたが、しばらく付けていると気にならなくなりました。
カメラで写した画像を目の前で写しているのですが、動いた時の遅れ(時間のずれ)がほとんど無いのが原因かと感じます。
ただ、視界が限られているのと、カタログにもある「距離感の変化」には慣れが必要そうです。
それでもこの機器を付けた時の驚きと感動は素晴らしいです。
「夜の世界がこんなに明るく、カラフルに見えるなんて!」
と、思わず色んなものを見に歩き回ってしまいました。
あくまで当店メンバー達の使用した感想なので、少しでも興味のある方はぜひご体験ください。
体験用の機器をご用意しております。
お問い合わせは
072-234-2856
福祉機器担当、山内まで。
ご相談だけでも大丈夫です!お気軽にどうぞ。