私の眼日記② ―小学生時代の眼科検査―
- 2018.09.29
- メガネの金剛
読者の皆さん、こんにちは。「ノバティながの店」の石井です。
最初に、台風21号や北海道の大きな地震で災害に遇われた方には心よりお見舞い申し上げます。
私の住んでいる和歌山県紀北地域でも台風21号の影響は大きく、和歌山市内などは大変な状況でした。
どうか一日でも早く元の生活に戻れることを心よりお祈り申し上げます。
さて、前回からの続きの記事になります。
前回の記事はこちらからどうぞ! → 私の眼日記①
前回は私が眼鏡を掛け始めた時期からのフレームデザインの変遷と、その時期それぞれに感じていた私の気持ちを綴ってみました。
どうだったでしょうか!?
読者の皆さんで「う~ん、そうそう!!」「う~ん、あるある」などと共感した方がいらっしゃったでしょうか!?
私は昭和38年生まれなので、同年代前後の方の中にはいらっしゃるかもしれませんね??
前回の記事は、18歳になって大学に進学した頃に私の身に降りかかった「バイク事故」のお話で終わっていました。
その続きも今後の記事で書こうと思っていますが、今回は私が子どもの頃に眼科さんで受けた検査についてもう少し取り上げてみようと思います。
私が興味を持っている機器もありますのでそれについてもさら~っと触れてみます。
小学校時代、眼科さんで「近視」と診断された以外にもショッキングな言葉がありました。
それは「眼の向きが正常ではない」という事です。
ある眼科さんで「向きを治す手術を受けたほうが良い」と言われた事でショックを受け、しばらく落ち込んだものでした。
そして親と相談し、「2~3件眼科さんをハシゴして多いほうの意見を採用しよう」という結論に達しました。
その結果「別に手術まで受けなくて良いのでは…?」という眼科医が多かったので、子供ながらに「ホッ」としたことを思い出します。
大人になった現在でも、生活の中で「ぼ~っ」としている時や TVをみたりしてリラックスしている時に物が2つに見えたりしていますので、先天的に眼の向きがおかしいのでしょうね…(~o~)
次に眼の検査で印象に残っていたものを取り上げますね。
眼の検査の一例
皆さんが日頃よく体験されているのは、学校や職場の健康診断で行われている「視力測定」でしょう。
写真のような文字やリングに穴が開いたもの(ランドルト環)を数メートル離れた状態で、どの位小さなものまで判別できるかと言う測定は皆様体験されているかと思います!!(図①)
これはご存じのとおり、検査を受けている人(被験者)が検査を行っている人(検者)の質問に答えていく検査で「自覚検査」と言われています。
その他に、何らかの器具や機械を使って被験者の応答を必要とせずに、直接被験者の眼をみて異常の有無を調べる検査を「他覚検査」と言われます。
最近の眼科さんでは、最新の機器がたくさん導入されています。
それによって眼の表側から裏側まであっという間に検査され、そのデータがすぐに先生の手元に届くようになっています。
これらは「他覚検査」と言うものに当てはまりますね。
それらの細かな機器については眼科医療機器メーカーの方にお任せしましょう。
ここでは私が小学生の頃、現在のように最新機器があまり揃っていなかった時代に、私が「すごいなぁ~」と憧れの眼差しで見ていた眼科さんの検査について触れてみますね。
当時の検査で代表的なのが、「検影法」という検査です。
光源を内蔵していない「反射鏡」(下図①)と光源を内蔵している「レチノスコープ」(下図②)、そして「板付きレンズ」(下図③)を使います。
私自身もその当時は名前も知らずこの業界にお世話になってから初めて知った用具です。
先生が、暗い診察室の中でこれらの道具を使って、直接私の眼の視力検査をして下さった事を覚えています。
最近の眼科さんでは、こういった「検影法」という手技で先生が眼の測定をして下さる事が少なくなっているようです。
レチノスコープで眼底に光を当て、板付きレンズを目にあてた状態で眼の動きを見る……といったことをされているそうですが、詳しい手技についてはここでは長くなりそうなので省略します。
ご興味のおありの方はネット等でお調べくださいね!(実は私もあまりわかっていません…(>_<))
先生があまりにも恰好良く見えたので、今でも覚えたいと私自身が思っている方法です。
昔、眼鏡店でも視力測定が上手な店長がいらして、レチノスコープや板付きレンズがお店にありました。
私もその「検影法」を勉強会で教わった事があります。
その当時は私がこの業界に入って2~3年目ぐらいの事で知識も乏しく、時が経つにつれ測定機器も進歩し…
それから約30年弱、復習すらせずに来ましたのですっかり忘れてしまっています。
また私自身も資料を探してみます(>_<)
近況報告
最近の私ですが、以前からの趣味だったカメラでの写真撮影はご無沙汰になっています。
代わりに2016年ごろから友人に誘われて始めた、「ライセンスフリーラジオ」と言う資格の要らない無線を楽しんでいます。
私達、フリラー(フリーライセンスラジオのみで楽しんでいる者をフリラーと呼びます)が趣味として楽しんでいる資格不要の無線は、大きく分けて3種類に分かれます。
「デジタル簡易無線」「CB【市民ラジオ】無線」「特定小電力無線」です。
国家試験の必要な「アマチュア無線」は、私には敷居が高いので資格を取っていません (>_<)
今回は台風の際に最も気を遣った、私の自宅や車に設置している「デジタル簡易」無線を簡単にご紹介しておきます。
機会があればその他の「CB【市民ラジオ】無線」「特定小電力無線」についても今後の記事で綴っていきますのでご期待くださいね!!
この「デジタル簡易無線」は国家試験などの受験は不必要ですが、総務省の各都道府県管轄の通信管理局への無線局開局・或いは廃局の届け出が必要です。
登録が完了しますと登録証が送付されてきて電波が出せるようになり、その出力は最大5Wまで出せます。
私の自宅の和歌山紀北地域からですと、大阪・京都の一部・六甲山の見通しの良いところ位までなら交信ができます。
アンテナの種類も適合基準を満たしていれば交換が可能です。
私の所有している「デジタル簡易無線機」を紹介します!
自宅にいる時に使う固定用無線機
車での移動やアウトドアでのイベント使用の時の移動運用ハンディ無線機
自宅固定用は、ベランダに白い物干し竿の様な頑丈な固定用アンテナを設置しています。
移動用アンテナはハンディ無線機に直接つけたり車の屋根につけたりしています。
私と同じようにご興味がある方は、無線を始めてみてはいかかでしょう!?
電波の世界も奥深くなかなか面白いですよ!!
という事で、今回は小学校時代に経験した眼科さんでの検査・そして近況報告として無線の話を取り上げてみました。
続きは、次回Blogまでお楽しみに・・・(^_^)/~