私の眼日記 ⑰ 白内障手術後の生活
- 2020.03.13
- メガネの金剛
読者の皆様、いつも私の記事をお読み頂き、有難うございます。
お仕事、勉強など日々の生活にお忙しいことでしょう!
自営業の方などは確定申告の時期でもあり、寒さも厳しい折
期限に余裕を持って無理をなされないようにしてくださいね。
前回は、白内障の手術をするための病院での入院生活の記事でした。
今回は退院後の私の生活の様子を思い出しながら振り返ってみたいと思います。
以前の記事にも書かせて頂きましたが、私の白内障手術は夏の暑い時期でした。
私の主観になりますが、これから手術を考えられている方は、
なるべくこの時期は避けられたほうが宜しいんではないかと思います。
それは、術後しばらくの期間は眼に細菌が入るのを防ぐ為、
洗顔や洗髪を一定期間、制限されてしまうからです。
夏の時期は普通の方でも汗をかいたり、皮膚から出る皮脂のために
いつも以上に洗顔・洗髪をしたくなるものですから…。
右眼の手術は、8月19日(月)、左眼は8月21日(水)でしたから夏真っ盛りで、
自分の体調管理の怠慢でこの時期になってしまったので自業自得です (^_^;)
術後の経過は両眼とも順調でしたので、当初の治療計画の予定通り、
8月23日(金)には無事、退院することが出来ました。
その後、退院後3日間の日常の生活は、少し制限有りでした。
例をあげると…
歯磨き・ひげそり・風呂【首から下のシャワーのみ可】
洗髪【美容院等での仰向けの洗髪のみ可】・自動車等の運転【禁止】
決められた目薬を決められた回数分…など。
退院後、4日目以降は段々と普通の生活の状態に禁止事項が解除されていきますが、
その内容は医療機関により多少の違いがございます。
診察後、主治医の先生の指示に従って下さいね!
私は4日目以後も念の為、目の周りをフードで覆われている、
所謂「花粉防止用グラス」というものをつけて外出し目をこすったりしない様にしたり、
お風呂の時もマニュアルでは通常の洗髪が可能とはなっていましたが、
1週間ぐらいは浴槽の縁に首を持たれかけて上向きになって
自分で髪の毛にシャワーをかけて洗髪していました。
その際にも、誤ってシャワーのお湯が目に入らないように
「花粉防止用グラス」をかけて洗っているぐらいの念の入れようでした(笑)
私の1回目の眼科検診は翌週、8月27日(火)の外来診察開始の約30分前でした。
術前の先生とのお話では、これまでの私の眼は強度近視なので弱度の近視を残す「眼内レンズ」にして、普段の生活(特に読書・PC作業等)には眼鏡が要らない様にしようと言う事でした。
しかし、術後4日目の検診では裸眼でも両目で1.0ぐらいの視力が出ていましたので、
遠方は眼鏡が不要で近方に老眼鏡が必要な感じでした。
小学校4年生頃から近視が進行して眼鏡を使い始め、強度近視になっていた私にとっては、
裸眼で見ることのできる快適さは夢のような世界でした。
術後の検診は良好でしたが、まだ度数変化の可能性があるので
その時点では眼鏡処方箋はいただけませんでした。
また、眼内レンズは無色のものをお願いして挿入して頂いたのですが、
手術直後は何もかもが綺麗に青く見えてびっくりしたことを思い出します。
先生は、「それが普通の見え方なんだよ」とおっしゃっていましたが、
私はブルーのカラーレンズを眼の中に入れられたんじゃないかと疑いました。
術前はじわじわと眼の中の水晶体という部分が濁り、相当黄ばんできていたのでしょう!?
若い健康な眼の方々がこれほどの澄んだ見え方をしているんだと、
あらためて驚きを隠せませんでした。
これまで温泉宿の露天風呂に入った時などは、自宅のいつもの浴槽とはかってが違い、
ほんの目の前の近くのものがぼんやりとしか見えていなくて、浴場でも歩くのが怖いくらいでした。
しかし、白内障の手術後は、その後ゆっくりと現れてきた近視があっても弱度でしたので、
術前とは比べ物にならないほど周りの様子がはっきりと見え、
露天風呂の外の景色も楽しみながら、お風呂に入ることができ、
本当に有り難い気持ちでいっぱいです。
術後、私の場合、眼鏡店勤務という仕事柄、眼鏡の加工や調整時に手元が少々見えにくいので
一番安価なレンズで、いわゆる「老眼鏡」というものを生まれて初めて作りました。
これまでは強度近視だったため遠近両用か、どうしても見えにくい時は
眼鏡を外して近くのものを見ていたからです。
執刀して下さった先生も、私が眼鏡店勤務ということからか融通を利かせて下さいました。
一般的には術後3ヶ月位は眼の度数が変化しやすい為に
眼鏡処方箋を書いて下さらない医療機関が多い中で、
約1ヶ月後の診察時くらいには眼鏡処方箋を発行して下さいました。
約3ヶ月ぐらいの術後検診でも異常がなかったので、
ひとまず白内障の術後検診はこの時点を以って終了となりました。
その後は以前から定期検診で診て頂いている和歌山市の眼科の先生に
網膜の変化を診て頂く為に、またお世話になることになりました。
術後日数が経過していくうち、近視が少しづつ以前の状態の様に出て来ました。
仕事柄、眼鏡の掛け外しは不便に感じていましたので、
術前から慣れている遠近両用レンズをまた作製して仕事をするようになりました。
仕事に復帰して日々の業務に忙しくしているうちは、自分自身の眼の手術に関しての意識も薄くなり、
しばらくは問題もなく日常を過ごしていたのですが・・・
白内障手術を終了して約半年が経過した頃、
忘れもしない2月の14日(バレンタインデー)の日。
私の住んでいる和歌山県北部にも大雪が降り積もった日に、
またまた私の身に試練が降り掛かって来たんです・・・
ああ、神様、私にどうしてそこまで辛い思いをさせるんですか・・・?
と、自分の運命を恨みました。
今回のお話は、ここまでです。
少し間を頂いて目の中の組織の事や眼病を早期に見つける前兆のなど別の投稿内容で展開させていただきます。
その後は、また自分自身のそれからの大変な日々の記事になります。
また、記憶を呼び起こしますので少々、お時間を下さいね。
では、読者の皆様、次回の記事をお楽しみに。。。(^.^)/~~
私の眼日記 白内障編の記事はこちら
白内障編 9(今回の記事)