焦点距離を考えて快適な老眼鏡を!
- 2019.12.06
- メガネの金剛
こんにちは メガネの金剛さん ダイエー北野田店の西村です。
奈良県に引っ越してから金剛山に行く機会が減ってしまいました・・・・
大和葛城山には2回ほど行きましたが、金剛山が恋しい今日この頃です・・・
いっその事メガネの金剛全社員で
「耐寒メガネの金剛山ツアー」でも開催しましょうか( *´艸`)
メガネの金剛では、お客様に最適なメガネをご提案する為に
「ライフスタイルチェック」すなわち私生活の行動パターンを伺っております。
普段どのような場面でメガネを使われているのか、お仕事はどのような類のものか
ご趣味でどのような眼の使い方をされているか
自動車・バイク・自転車などの乗り物に乗られているか、運転頻度と重要度
などなど……、様々なシーンを想定してメガネの度数を決定しております。
50歳以上の男性のお客様で、ご趣味を聞くと よくお聞きするのが
1・特になし
2・登山
3・カメラ
と、カメラの話が出てくる時があります。
カメラを少しかじった方であればご存知かと思いますが、
カメラレンズには「焦点距離」という数値が存在しています。
焦点距離が変化する事で、カメラ内部で光がフィルム面に結像し
撮影するときの画角が変化する といったものです。
実はメガネにとっても「焦点距離」は非常に重要な要素です。
メガネでの焦点距離とは物を見る時にピント(焦点)があっている距離の事を指します。
主に手元(老眼・老視)眼鏡を作成する際には、非常に細かく設定しないといけません。
リーディンググラス(老眼鏡)を作成する場合も、お客様の使用目的を明確に聞きます。
読書をされる方ならどの様な姿勢で、どの様なスタイルで読書をされているかを聞き、
焦点距離を30cm~50cmの間ぐらいに設定する事が多いです。
一方で新聞をかなり遠くに設置して見られる方や、新聞を地面に置いてみられる方もいます。
この時に焦点距離を30~50cmぐらいの距離で老眼鏡を作ってしまうと
見え方が窮屈になり、顔を乗り出さないと文字が見えない不便なメガネになってしまいます。
この様な場合は焦点距離を50cm~70cmぐらいにする場合もありますが、
焦点距離を伸ばしすぎている老眼鏡は言うならば「度数がゆるい老眼鏡」です。
いざ30cmぐらいの距離を見たくても度数がゆるいので細かな文字が見えない!
っという事になってしまうのです。
↑でお話しているレンズは、すべて単焦点レンズでのお話でしたので、
距離をかなり明確に詰めていかないといけません。
ですが最近では累進レンズと言われる「焦点距離を変化させる」レンズが出てきています。
累進レンズを使って焦点距離をお客様の方で操作する事もできるので、
最近では最も主流なメガネレンズになってきています。
(老眼鏡目的の累進レンズとしては、主に近々両用・中近両用レンズ等があります。)
カメラが趣味のスタッフ西村ですので、同じレンズという事もあって
カメラ好き目線での解説もさせて頂きます!
是非ご来店お待ちしております!!