メガネで眼の健康を守る ②「ルテイン」の減少を抑えるレンズ『ルティーナ』

さて、前回は

眼の健康を守る色素「ルテイン」が紫外線やブルーライトなどの光の刺激を受けることによって減少してしまうこと、

「ルテイン」を増やすには緑黄色野菜やサプリメントで摂取するしかないこと、

そして「ルテイン」の減少自体を抑えるメガネレンズがあること

をご説明させていただきました。

そのレンズというものがレンズのメーカーである東海光学が発売している

『ルティーナ』というレンズです。

 

以前の記事でブルーライトについてご説明させていただきましたが、

ブルーライトカットのレンズが可視光線の中の380~500nmの光を和らげてくれます。

ブルーライトの中でも、400~420nmの波長の光をHEVと言い、

この光が眼の中のルテインの減少に影響していると言われています。

『ルティーナ』は400~420nmをピンポイントに、約94%カットしています。

ブルーライトのレンズと比べ、眩しさを抑える機能としてはブルーライトカットレンズに劣ってしまいますが、

カラー色は入るものの、ほぼ無色と変わらないレンズで眼に害を与える可能性がある部分の光だけをしっかりカットしてくれるレンズが『ルティーナ』なのです。

ブルーライトカットのレンズは、その性質上カラーがついてしまったり、レンズの反射光が青くなってしまったりします。

そのため、仕事の関係でつけられない方や、青の反射光が気になる・・・

でも眼の健康はしっかり守りたい!

そんな方に人気があるレンズです。

このHEVもパソコンやスマートフォン、LED電球の普及とともに問題視されるようになりました。

 

ブルーライトの時もお話ししましたが、今後はこのHEVをカットするレンズが紫外線カットのレンズと同じく主流になるかもしれません。

この『ルティーナ』はレンズの上にのせるようなコーティングではなく

レンズの素材に練り込んだもので、キズが付くことによる劣化がほとんどないのも特徴の一つです。

このレンズは眼の健康を気にする方、全ての人にオススメできるレンズです。

 

さらにこのレンズにオプションコートをプラスすることで

眼の健康を守る効果を上げたり、眼の疲労や、眼元のシミ・シワを抑えることができたりします。

次回はルティーナにプラスして付けるオススメコーティングについてご案内させていただきますね。

 

メガネで眼の健康を守る!シリーズはこちら

①「ルテイン」って何?

②ルテイン減少を抑えるレンズ「ルティーナ」 (今回の記事)

おまけ

今回は京都水族館で撮影したペンギンを書きました。

京都水族館では、陸を歩くペンギンと、水の中を泳ぐペンギン、両方を見ることができるのですが、陸をペタンペタンとのんびり歩く様子と、水の中をビュンビュンとすごいスピードで泳ぎ回る様子のギャップにビックリします。

このペンギンはケープペンギンという種類だそうです。

パンダと同じく、白黒の生き物にはなんとも言えない愛らしさがあるなと思います。

カラフルなイラストも良いですが、こういった白黒のイラストにもいろんな味の出し方があるので、また挑戦してみたいです。