糸でレンズを留める ナイロールフレーム
- 2019.04.01
- メガネの金剛
こんにちは。スタッフNです。
最近、午後から夕方にかけて睡魔が襲ってくる日々が続いています。
食後に眠気がくるのはわかりますが、夕方になってもそれが続くのは今まであまりなかったので不可解です。
あったかくなってきているからでしょうか…。
さて今回は、ナイロールフレームについて書かせていただきます。
ナイロールフレーム、いわゆる下部分がフチのないフレームのことですね。
基本的な形はレンズの上部に縁があり、下半分はレンズがむき出したものになっています。
よく見かけるタイプだと思いますが、どうやってレンズが固定されているかご存知でしょうか。
ナイロールフレームは名前の通り、
溝を掘ったレンズにナイロン糸を通して固定したものになります。
またの名を【天蚕糸(テグス)】とも言います。
釣りをされる方には馴染みがあるのではないでしょうか。
テグスの語源は、テグスサンという幼虫から得た糸から作られていたからだそうですが、
現在では合成繊維で作った類似のものを指すことが多いです。
ナイロールにも種類が様々あり、細さや色のついたものも存在します。
当店では基本的に透明なナイロールの扱いが主ですが、
黒のナイロールがありましたので試しにメガネに付けてみたいと思います。
練習用のメガネに色の違うナイロン糸を通してみました。
右レンズに透明のナイロン糸、左レンズに黒のナイロン糸を通しています。
正面からだとうっすら黒の縁があるメガネに見えなくもないですね。
横から見ると黒のナイロン糸がはっきりわかります。
しかし色付きのナイロン糸の場合、レンズの厚みがあるほど正面から見た時わかりにくいので、
フルリムのようには目立たないかもしれません。
正面からの印象よりも、横から見た時にオシャレ感を出したいときにちょうど良さそうです。
上記の写真ではオシャレ感の想像が難しいかと思いますので、
当店にあるPaS a PaS(パサパ)のカタログから抜粋!
フレームの色に合わせてピンクやグリーン、紫色のナイロン糸を使用しています。
写真だとわかりにくいかもしれませんが、カラフルな糸で明るく洒落た印象になりそうです。
また、ナイロン糸が下ではなく上にある“逆ナイロール”や
鼻の近くでレンズを固定している“準ナイロール”などのフレームも取り扱っております。
こうして見るとナイロールも様々なタイプがあって奥が深いですね。
~お茶のお供に~
短期間でしたが、正月ぶりに実家の晴れの国に帰っておりました。
大阪に戻る際に買ってきたお土産がこちら。
きび田楽
きなこをまぶしたモチの中に小さいクルミが入ったお菓子。
“田楽“という名前に「味噌が入ってるのか?」と店のスタッフは惑わされていましたが、
味噌は入っておりません。
一つ一つに爪楊枝が刺さっているので手が汚れることなく食べられます。
甘さも控えめなので、オススメです。