私の眼日記番外編~愛用メガネと無線の話~
- 2018.12.30
- メガネの金剛
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
秋も終わり、クリスマスの時期になってまいりましたね。それが終わるともうお正月。
子供の頃は、この時期が一番、ワクワクしていた様に思います。
さて、ここ最近は私の眼の病気の体験談で暗いお話が多かったので、病気の記事は一休みして今回はちょっと明るい感じの記事にしたいと思います。
でも、やはり私個人の好みの記事になっちゃってます。
どうか、ご勘弁を・・・(^_^;)
今回は、前半に私の愛用している眼鏡の紹介、
後半に前回お話した私の趣味の無線・第2弾としてCB【市民】無線のお話です。
眼鏡の中には以前から使用しているものが有りますので、現在店頭でお取り扱いされていないブランドも含まれます。
どうか、ご了承下さい。
私の年代(50代半ば)位になりますと認めたくないのですが、自覚されている方もされていない方も含めてしっかり『老視(一般的には老眼)』というものが入ってきています。
老視になると、若い年代の方の様にすべての距離を1本の眼鏡で賄おうとするには少々無理があることが多いのです。
そこで私達「メガネの金剛」&「MOCA」店舗の販売員は、お客様にそれぞれの目的距離に応じた眼鏡をご提案させて頂き、使用用途に適した無理のない眼鏡の使い方をアドバイスさせて頂いております。
図は最近の眼鏡の設計と見える距離、目的をお客様に解りやすく解説した資料です。
店頭にも置いてありますのでぜひご覧ください!
私の普段使用しているものは、最近のブルーライトカット付き遠近両用眼鏡
S.T.Dupontのナイロールフレームで遠方部が一番広いレンズです。
視野が広いため店内を見渡すのに最適です。
たまに眼が疲れている時には、遠近両用眼鏡の中でも少し遠方視野を減らします。
遠方・中間・近方視野をバランス良く配置し、眼を下方に向けやすく設計された汎用累進レンズが入っているfacefontの眼鏡です。
facefontは現在店頭にて販売中です。
ご興味ある方は、ぜひ当店まで足をお運び下さいね。
そして事務作業の多い日や、自宅でPC・TVを見たりする時は室内用の眼鏡を使います。
ブルーライトカットと眩しさを抑え、コントラストも上げてくれる「キャリアカラー」と、
中間~近方視野が広く見える中近両用レンズが入ったポール・スミスのセルフレームを使用しています。
私の使用している眼鏡以外にもレンズ設計は数種類ございます。
お客様のお使いになりたい使用目的やご趣味等を是非、販売員に遠慮無くご相談下さい。
【最近の近況】
さて、私の最近の趣味である無線の話を今回もご紹介しますね!!
前回の記事でご紹介させて頂いた「フリーライセンス無線」の第二回目になります。
前回は、「デジタル簡易無線」のお話でした。
今回は前回とは異なった周波数帯(27MHz帯8チャンネルに開放されています)で運用する「CB【市民ラジオ】無線」の紹介です。
この無線は、前回の「デジタル簡易無線」の最大出力の5Wよりはるかに制限(合法機では最大0.5Wしか電波が出せないんです)があり、アンテナ交換も不可ですので条件が厳しい無線になります。
しかし、フリラー(資格不要の無線で楽しむ人々)はもちろん、資格を所持しているアマチュア無線家さえも、この「CB【市民ラジオ】無線」にどっぷりはまってしまっている方々が多いんです。
何故なんでしょう???この無線こそ無線の醍醐味だという人さえいらっしゃいます。
私が思うに、条件が厳しくなればなるほど各人が試行錯誤しながら遠方の地域の無線局と交信できた時の喜びが大きくなるからだと思うんです。
さて、この「CB【市民ラジオ】無線」。
歴史が古く記憶を辿れば私が中学生時代の頃(今から約40年ぐらい前)でも無線機の販売広告があったように思います。
電波の出力をわざと上げて改造している、違法無線局も多かったですが・・・(+o+)
通常、郊外での飛距離は約3㎞、都心部や住宅密集地では約1㎞しか電波は飛びません。
それでは、如何して電波を遠くに飛ばすかです。
それは自分自身が高所に行くことです。
都市部の小高い丘でも条件が良ければ50㎞以上飛ぶことがあります。
次に100㎞以上を目指します。できれば標高300m以上の山が理想です。
しかし、周りがそれより高い山に囲まれていては全く意味がありません。
独立峰的な山が理想です。
次に目指すのは、500㎞~1000㎞を超すスーパー遠距離交信です。
私の知り合いの無線仲間たちも居住地の和歌山県から沖縄の局や北海道の局と交信できた方が沢山おられます。
私はこれまで沖縄局とは受信はできても送信の電波が条件に合わず、交信未成立で残念な思いをしています。
通常は、夏の時期の交信が多いのですが(理由は下記に書かせて頂きます)、こここ最近の例では秋でも10/24(木)や11/09(金)に遠距離交信ができたとTwitterの友人達の情報を得ています。
何故、小さな出力でそこまで遠くの無線局と話ができるのでしょう???
「CB【市民ラジオ】無線」で使用する27MHz帯の周波数は「短波帯」と呼ばれ、電離層(お空の上にできる電波を反射させる層)反射と言う電波の異常伝搬を利用することが出来ます。
電波に影響を与える電離層にはいくつか種類がありその層の高さによってE層・F層と呼ばれたりしています。
特に私達、無線を楽しんでいる者に影響を及ぼしている層はE層と呼ばれます。
この層は上空約100km付近に局地的に発生する電離層を通称「Eスポ(スポラディックE層)」利用し、うまく電波が反射できれば1000kmを超す、超遠距離交信も可能になるのです。
日本の四季の中では5月~9月に発生する率が高く、CB無線を楽しむには初夏から夏の終わりが一番活気づきますし、無線機の売買も盛んになります。
前回の「デジタル簡易無線機(通称:デジ簡)」と同様、私が所有しているCB無線機もご紹介してみます。
かなり、売り買いして種類が変化していますが、現在愛用している機器は
サイエンテックス社の台数限定生産ポータブル機(SR-01)【新品購入】
と、
松下電器製 ハンディ機(RJ-410)【中古購入】です。
ごく稀にですが冬場にも「Eスポ」が発生することもあります。
原因は不明ですが、元旦に発生する頻度が高いとのお話もあり「正月Eスポ」と呼ばれているそうです。
また、F層反射による交信も可能で、条件が合うと約2000km近くの距離をわずか0.5Wの電波で飛ばす事ができるんです。
E層・F層を利用した交信を一度でも味わうと、このCB(市民ラジオ)無線というものに病み付きになるに違いありません。
また、別の例として夏の時期のFMラジオを聴いているとき。
いつもは近隣の放送しか聞こえないのに、突然中国語のFM番組が聞こえたり、瞬間的に北海道や沖縄のFM番組が聞こえてきたりする日があります。
これも「Eスポ」と呼ばれる電波の異常な伝搬が発生しているんです。
ご興味がある方は、是非ネット等で「CB無線」「Eスポ」の語句で検索してみてくださいね。
今回も、長文をお読みいただき、誠にありがとうございました。
では、また次回の記事までお楽しみに・・・(^_^)/~