自分で自分をコントロールするということ 【社長の読書報告】
- 2018.08.02
- 理念・考え方
みなさま、こんにちは。
暑い日が続きますが、水分補給をこまめにとり熱中症にならないようお気を付けください!
さて、今回は弊社代表の佐藤が
『僕たちは習慣で、できている』佐々木典士
の読書報告をいたします。
意思の弱い自分を変え、自分を好きになれるようにする考え方とは・・・、
どうぞ、ご笑覧ください。
わたしは、「意思が弱い」
と、思っています。
そう、めちゃくちゃ弱い。
仕事や家庭を持つことができていなければ、自堕落な生活を全うしていたことでしょう。
毎年、年初めに「今年は〇〇を徹底するぞ」とか「今年は○○を毎日するぞ」と目標を立ててはみるのですが、まず継続できません。ホントに恥ずかしながら。
自分自身との約束だったら守れなくても周りにはバレないし…とか、思ってしまう。
そこで、意思のヨワーイ自分の為に準備してあげないといけないと思っていたのが、
「厳しい環境」です。
仕事、プライベートに関わらず意識をしています。
主体的に「厳しい環境」をつくるポイント
➀人間関係を整える⇒なるべく責任を引き受けること、自分がなりたい姿に近い人と関わること、そのような人がいる場所に身を置くこと。
➁周りに公言する⇒自分との約束よりも他者との約束の方がプレッシャーを感じることができるので、家族や友人や働く仲間に公言してしまう。
このように今まで、自分にとってどうしても背伸びしなければいけない環境を無理やり作り、周りに迷惑をかけながら、何とか意思の弱さを誤魔化してきたと思っていました。
ところが、最近読んだ本で「自分で自分をコントロールする」ということに対して大きく考え方が変わりました。
この著者の佐々木さんは自分と同じ年齢で、
強い共感を得て読みすすめることができました。
そして、「意思が弱い」という悩みも一緒。
佐々木さんは、その悩みに対して様々な角度
から勉強、研究、実験を積み上げていきます。
何やら、その実験報告を読んでいるような感覚です。読みやすくて楽しい。
そして、その結論が『ぼくたちは習慣で、できている。』なのです。
わたしが今まで意識してきた「厳しい環境」をつくるということも、習慣化へのアプローチの一つとしては正解でしたが、それだけではまだまだ弱い。眼の前の欲に囚われないように、あらゆる手段を駆使していく必要があるというのです。
この本について詳しく書くとネタバレになってしまうので、わたしなりの備忘録的キーワードを箇条書きにしておきます。
・人の行動の45%は習慣。
・習慣はほとんど考えずにする行動。
・習慣化のコツは、眼前の欲から目をそらし続けること。
・習慣はトリガーで作動する。そのためのルーティン。
・習慣は維持よりも変化。
・努力=報酬>代償 我慢=報酬<代償
・我慢ゾーンの先に、努力ゾーンがある。
・最大の報酬は「自分を好きになれること」
「わたしは、意思がよわい。」
と、思っている方には具体策もたくさん盛り込まれていて、
とってもおススメの本です。
心を変えれば、態度が変わる。
態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる。
やらないといけないことを後回しにして、なんとなくテレビを見ているとき。
やった方がいいのはわかっているけど、忙しいとか疲れたとか理由をつけているとき。
実は、自分が一番気づいています。自分で自分を好きになれません。
まずは、笑顔。そして、挨拶。
ハードルを上げすぎず、一歩一歩、歩みを止めず。
自分で自分をコントロールしていけるようにしていきます。
自分で自分を大好きでいられますように。