ライフシフト~100年時代の人生戦略~ を、読んで➀
- 2019.11.16
- 理念・考え方
みなさま、こんにちは。
メガネの金剛で代表をしております、佐藤です。
2011年4月12日に先代(創業社長)より代表を引き継ぎはや7年。
【人に、伝える。「見る」「聞く」の文化を創る。】
という理念を掲げ、日々奮闘中です。
仕事のこと、会社のこと、業界のこと、社会のこと、自分のこと、について
思うこと、考えること、決めたこと、行動したこと、を少しずつ発信していきたいと思います。
今回は久しぶりに、読書報告を書きたいと思います。
その名も「LIFE SHIFT」ライフシフト。
副題が、100年時代の人生戦略というものです。
とても示唆に富む本で、
自分が、どのように生きるのか?
家族は、どのように生きるのか?
自社は、どのように経営するか?
を、考えさせられた本です。
あまりにも示唆に富む。
富みすぎるので、連載型で読書報告をさせていただこうと思います。
備忘録も兼ねまして。
【序章】
まずは、序章より。自身の感想(⇒)も交えて、まとめてみました。
平均寿命を推計すると、2007年に生まれた日本人は50%の確率で107歳まで生きる。
さらに、20歳の人は100歳以上、
40歳の人は95歳以上、
60歳の人は90歳以上、
50%の確率で生きる。
⇒なんと!?
これは、100年以上生きる時代の到来は間違いないだろう!
そうなると、人生がマルチステージ化する。
⇒幼稚園→小学校→中学校→高校→大学[教育期]
新卒→仕事[仕事期]
定年→老後[引退期]
のような、従来の3ステージの常識は通用しない。
80代まで働かなければ、貯蓄は持たないし
社会との関わりがなければ、幸福感が得られなくなるのかもしれない。
従来の余暇の過ごし方(ソファで映画を見たり、ゲームをしたり)は消費することだった。
人生が短ければ理にかなっていたが、人生が長くなれば余暇は投資時間にあてることに。
⇒消費や娯楽の時間を減らして、自己成長に時間を投資しないと
いろんな意味で、100年は持たないってことか。
夫婦が二人とも職をもつ家庭がさらに増える。
そして柔軟な働き方やキャリアを求めるようになる。
⇒今の新卒や20代前半のメンバーと話をしていると、感覚的にコレを求めている
ように感じるなぁ。するどいな、、、
実験が活発になり、大勢の開拓者が生まれる。
⇒ロールモデルみたいな考え方も古くなり、
個々の生き方の正解を模索していくしかないのかな。
それを許容する柔軟性が、これからの会社にも求められるんだろな。
未来は過去の延長線上にない。
アイデンティティ・選択・リスクが、長い人生を生きるうえで中核的な要素。
⇒選択・リスクを主体的にとり、個々のアイデンティティの確立をサポートできる。
メガネの金剛も、そのような会社にならないと。先はないな。
まだ序章なのに、示唆がスゴい。
日本における人口の問題、寿命の問題。
いずれにせよ、大きな大きな転換期であるのは間違いないようですね。
これらをチャンスに変えられるように、政府や行政の変化にも注視しながら、
自社や自身の変化に対しても、覚悟を持ってリスクをとりたいと思います。
次回、[ライフシフト~100年時代の人生戦略~ を、読んで⓶]
お楽しみに。