過去の失敗談 BSC[バランストスコアカード]の導入➀

過去の失敗談 BSC[バランストスコアカード]の導入➀

みなさま、こんにちは。

メガネの金剛で代表をしております、佐藤です。

2011年4月12日に先代(創業社長)より代表を引き継ぎはや7年。

【人に、伝える。「見る」「聞く」の文化を創る。】

という理念を掲げ、日々奮闘中です。

 

仕事のこと、会社のこと、業界のこと、社会のこと、自分のこと、について

思うこと、考えること、決めたこと、行動したこと、を少しずつ発信していきたいと思います。

 

失敗談は、蜜の味。

 

ということで、

過去にチャレンジしたことで、今思えば「失敗だったなぁ」と感じていることをご紹介します。

失敗は本当にたくさんあるので、何を書こうか迷いますが、、、

まずは、長年にわたりチャレンジし続けた一つの施策をご紹介。

 

メガネの金剛では、9年もの間(2009年から2017年まで)、BSC[バランスとスコアカード]という手法を導入していました。

 

BSCを簡単に説明すると、

 

・戦略経営の為のマネジメントシステムです。

・ビジョンと戦略を明確にすることで、財務数値に表される業績だけではなく、財務以外の経営状況や経営品説から経営を評価し、バランスのとれた業績評価を行います。

・財務、顧客、業務、学習と成長の4つの視点から戦略を立てます。

・戦略の遂行状況を測りながら、企業の組織力、成長力、競争力を強化し成功へ導きます。

 

と、以上のようになります。

 

2008年、ぼくは経営大学院の会計の授業でこれに出会いました。

経営に対して不安でいっぱいだったぼくの目には、このシステムは完璧な手法だと映りました。

 

そして、先生の言った一言。今でも鮮明に覚えています。

 

「これが、戦略を可視化できる唯一の手法です!」

 

ええっ!!唯一!?これしかないやん!!

 

今になって思えば「管理会計の側面から見ると」という条件付き。

でも28歳の不安に苛まれているぼくにとっては、やらない選択肢はありませんでした。

 

ぼくはまず、BSCのことが書かれた本を買いあさりました。

流し読みの後、2冊をチョイスしてさらに読み込みます。

 

没入。

 

それによると、どうやら[戦略マップ]というものがBSCの肝らしい。

ということで、まずは戦略マップをつくります。

 

そしてその当時のメガネの金剛の戦略マップがこちら↓

 

 

2009年に作成したこの戦略マップ。(ハズかしぃ、、)

その当時の自分の全てを継ぎ込んだ力作でした。

 

これで、絶対にウマくいく。

唯一の手段、これでウマくいかないはずがない!!

これで、会社を経営していける!!

 

ぼくは意気揚々とこのBSCと戦略マップ握りしめて、

当時の店長陣に話をはじめました。

 

[過去の失敗談 BSC[バランストスコアカード]の導入②]

へ、続く。