過去の失敗談 BSC[バランストスコアカード]の導入➀
- 2019.08.14
- 理念・考え方
みなさま、こんにちは。
メガネの金剛で代表をしております、佐藤です。
2011年4月12日に先代(創業社長)より代表を引き継ぎはや7年。
【人に、伝える。「見る」「聞く」の文化を創る。】
という理念を掲げ、日々奮闘中です。
仕事のこと、会社のこと、業界のこと、社会のこと、自分のこと、について
思うこと、考えること、決めたこと、行動したこと、を少しずつ発信していきたいと思います。
失敗談は、蜜の味。
ということで、
過去にチャレンジしたことで、今思えば「失敗だったなぁ」と感じていることをご紹介します。
失敗は本当にたくさんあるので、何を書こうか迷いますが、、、
まずは、長年にわたりチャレンジし続けた一つの施策をご紹介。
メガネの金剛では、9年もの間(2009年から2017年まで)、BSC[バランスとスコアカード]という手法を導入していました。
BSCを簡単に説明すると、
・戦略経営の為のマネジメントシステムです。
・ビジョンと戦略を明確にすることで、財務数値に表される業績だけではなく、財務以外の経営状況や経営品説から経営を評価し、バランスのとれた業績評価を行います。
・財務、顧客、業務、学習と成長の4つの視点から戦略を立てます。
・戦略の遂行状況を測りながら、企業の組織力、成長力、競争力を強化し成功へ導きます。
と、以上のようになります。
2008年、ぼくは経営大学院の会計の授業でこれに出会いました。
経営に対して不安でいっぱいだったぼくの目には、このシステムは完璧な手法だと映りました。
そして、先生の言った一言。今でも鮮明に覚えています。
「これが、戦略を可視化できる唯一の手法です!」
ええっ!!唯一!?これしかないやん!!
今になって思えば「管理会計の側面から見ると」という条件付き。
でも28歳の不安に苛まれているぼくにとっては、やらない選択肢はありませんでした。
ぼくはまず、BSCのことが書かれた本を買いあさりました。
流し読みの後、2冊をチョイスしてさらに読み込みます。
没入。
それによると、どうやら[戦略マップ]というものがBSCの肝らしい。
ということで、まずは戦略マップをつくります。
そしてその当時のメガネの金剛の戦略マップがこちら↓
2009年に作成したこの戦略マップ。(ハズかしぃ、、)
その当時の自分の全てを継ぎ込んだ力作でした。
これで、絶対にウマくいく。
唯一の手段、これでウマくいかないはずがない!!
これで、会社を経営していける!!
ぼくは意気揚々とこのBSCと戦略マップ握りしめて、
当時の店長陣に話をはじめました。
へ、続く。