2つの『正しさ』
- 2019.06.13
- 理念・考え方
みなさま、こんにちは。
メガネの金剛で代表をしております、佐藤です。
2011年4月12日に先代(創業社長)より代表を引き継ぎはや7年。
【人に、伝える。「見る」「聞く」の文化を創る。】
という理念を掲げ、日々奮闘中です。
仕事のこと、会社のこと、業界のこと、社会のこと、自分のこと、について
思うこと、考えること、決めたこと、行動したこと、を少しずつ発信していきたいと思います。
私には、小学生1年生の男の子と年中(幼稚園)の女の子の2人の子供がいます。
つい先日までよちよち歩きをしていたように思うのですが、
2人の成長を見つめていると、時が経つのはなんと早いのかと思わされます。
最近やっと兄妹の会話が成立するようになってきている2人。
ああでもない、こうでもない、と何やらずっと話続けています。
一緒にあそぶ⇒しゃべる⇒わらう⇒お腹をかかえてわらう⇒もめる⇒どちらかが泣く
の、ルーティンを高速で繰り返しながら(笑)
その会話の中によくでてくるのは、
「○○○はいいねんで~」
「×××はあかんねんで~」
と、いう言葉。
つまり、お互いの「正しさ」をぶつけ合っているわけです。
これを聞いていると、大きく2つの「正しさ」を使い分けています。
1つは、共通の「正しさ」。
例えば、挨拶をしなければいけない、悪いことをすると謝らないといけない、などなど。
普遍的であったり、マナーだったり、共通の「正しさ」がまずあります。
もう一つは、限定の「正しさ」。
例えば、お兄ちゃんが妹ちゃんに共通の「正しさ」で攻め入るとします。
兄「×××はあかんねんで~」
すると、
妹「女の子はいいの」
と、返す。
兄「そんなん、ずるいわぁ」
と、成す術なしのお兄ちゃん。
大変だね、お兄ちゃんは。
・立場の限定…兄だから、妹だから、男だから、女だから
・場面の限定…この場所だから、この時間帯だから
他にも、いっぱいあると思いますが、
面白いのは、何かしら限定をすることで
「正しさ」が変化するということです。
これは我々の仕事においても起こり得ます。
つまりは、
一般の「正しさ」≠メガネの金剛限定の「正しさ」
と、なります。
メガネの金剛の理念から発する独自性は、「正しさ」においても独自性を持ちます。
それは、強みにも弱みにもなり得ますが、支持してくださるお客様がいらっしゃれば、
それが我々の存在意義となります。
我々は、世間一般の考え方や価値観に流されすぎず、
お客様に支持される独自の「正しさ」を追求したいと思っています。
子の成長を感じる中で、いろいろ学ばせてもらえるのもありがたいですね。
2人(兄妹)は今日もお互いの「正しさ」を繰り出しながら、自分たちの個性を確認しあっているようです。