他社での研修講師を経験させていただいた話。
- 2018.11.18
- 理念・考え方
みなさま、こんにちは。
メガネの金剛で代表をしております、佐藤です。
2011年4月12日に先代(創業社長)より代表を引き継ぎはや7年。
【人に、伝える。「見る」「聞く」の文化を創る。】
という理念を掲げ、日々奮闘中です。
仕事のこと・会社のこと・業界のこと・社会のこと・自分のこと について
思うこと・考えること・決めたこと・行動したこと を少しずつ発信していきたいと思います。
「リーダー、なんでも良いのでウチの研修でしゃべってくださいよ~」
と、突然メガネのひらまつの平松常務から、いつもどおりのムチャぶり(正式な依頼)。
そこから実現した同業他社での研修講師について、書かせていただきます。
「メガネのひらまつ」さんは現在、岡山県下に9店舗を構えるメガネ屋さんです。
創業75周年を超える会社で、素晴らしい接遇接客とお店の居心地の良さで
付加価値の高いメガネ・サングラス・補聴器の販売を手掛けられています。
その「メガネのひらまつ」の平松常務とは、定期的に勉強会や情報交換をさせていただいています。
業界では数少ない同世代の経営者です。
そして彼は いつの頃からか私を「リーダー」と呼ぶようになり、
今では尊敬されているのかイジられているのか判別不可能に。
ともあれその彼から
「リーダー、なんでも良いのでウチの研修でしゃべってくださいよ~」
と、笑顔の中にも鋭い目つきで言われてしまうと断れるわけもなく。
さらに、自社の理念に次ぐ行動指針には、
【私は、仕事に誇りを持ち、業界に価値を伝えます。】
と、あるものですから
「ひらまつさんの優秀な社員さんに一体ぼくが何をしゃべるんよ?」
とか言いながらお引き受けをさせていただきました。
いざ自社よりも規模の大きい他社さんの研修講師と言われても、何を話していいのやら……
手探り状態で資料作りに入った私。
任された研修時間は13時半~17時半までの4時間もあります。
しかも参加される方々は店長陣を中心とした幹部候補10名。
これはなんとなく終わってしまうわけにはいきません。
大きな大きなプレッシャーと戦いながら(少し常務を恨みながら)、パワーポイントをつくります。
まずは自己紹介・業界分析・自社戦略などをまとめました。
つぎは自分が28歳から30歳まで通ったビジネススクールの学びを。
「少しでも役立てていただければ」とエッセンスをまとめる形でつくりました。
面白いもので、他社へお伝えしようと資料をまとめていると
自社や自分のことを客観視して棚卸するような感覚になり、
それはそれで大変有意義な時間となりました。
そして、いざ当日。
新幹線に乗り岡山を経由して倉敷へ入ります。
研修施設へ到着する際には、参加される皆さまがビシッと並ばれていて緊張の面持ち。
平松常務だけニヤニヤ。
私もご参加された皆様も、最初は緊張の空気から始まりましたが
すぐに打ち解けとても話しやすい雰囲気になりました。
皆様の温かくも真剣な空気感に背中を押していただきながら、
私なりにお話しできることは、拙く、アツく、楽しくお話できたと思います。
このようにして、他社での研修講師という大役を無事終えることができました。
何がどれだけ伝わったのかは、まったく分かりません。
ただ、『メガネや補聴器の事をもっと地域の方々に知らしめたい。伝えたい。』
という志を共有できる仲間がここにもいるんだ!!と、実感できました。
それが、心から嬉しい!!
温かく迎えてくださった「メガネのひらまつ」の皆さま、本当にありがとうございました。
私自身多くのことを学び、感じることができました。
また、これからメガネの金剛のメンバーと接点がありましたら、
同じ志を持つ仲間として、刺激を与えいただけると嬉しいです。