【レンタルはできる?】補聴器を買うまで【耳鼻科に行く必要は?】
- 2019.11.24
- 補聴器
こんにちは、メガネの金剛補聴器担当 大橋です。
前回ざっくりとですが、補聴器の費用について書かせていきました。
今回はいざ補聴器を使ってみたいと思った場合、
当店での購入までの流れをお伝えしようと思います。
1、最寄りのお店を確認する
改めて、お店の名前は
〇メガネの金剛
〇MOCA
と2つの屋号で展開しています。
メガネの金剛は
・イオン金剛店(最寄り駅 南海高野線 金剛駅)
・ダイエー北野田店(最寄り駅 南海高野線 北野田駅)
・ノバティながの店(最寄り駅 南海高野線 河内長野駅)
の3店舗あります。
MOCAも3店舗あるのですが、補聴器受付をしているのは
・MOCA富田林店(最寄り駅 近鉄長野線 富田林駅)
・MOCA金剛店(最寄り駅 南海高野線 金剛駅)
MOCA河内長野店はメガネの金剛ノバティながの店のすぐ近くなので
河内長野で補聴器をお考えの方は、ノバティながの店までお越しください。
それぞれ、専用サイトに地図などもありますのでご確認ください。
営業時間や店舗によっては定休日がありますのでご注意ください。
主にご相談頂いている年齢層は「60~90代」(中には100歳近い方もおられます)
地域密着で地元のお客様に支えられております。
各店舗イオンやダイエー、ノバティの駐車場が利用でき、
MOCAにも駐車場がありますのでご家族様といっしょに車でご来店も頂けます。
2、取り扱いメーカーを確認する
取り扱い補聴器メーカーは「フォナック」と「リオネット」
厳密にいうとフォナックとリオネットはブランド名で
会社名ソノヴァジャパン株式会社のフォナックブランド、
会社名リオン株式会社のリオネットブランドが正確な表記です。
ややこしいので基本はフォナックとリオネットで書いてしまいます。
それぞれの価格帯は前回お伝えした通りです。
3、耳鼻科を受診する
そして、いざお店に来る前の注意点ですが
耳鼻咽喉科にて一度も耳の状況を診てもらったことがない方は
一度受診することをオススメします。
補聴器は聞こえを補う為の機器ですが、
耳鼻科にて耳の状況を診てもらい、治療による治るのであればそちらが優先です。
聞こえが悪くなっている原因が治療出来るのであれば
補聴器をつける必要がありません。
治療する方法がない状況であれば補聴器の出番となります。
耳鼻科にて聴力データや診療情報を頂いた場合はご持参ください。
ない場合でもお店の防音室にて必要な聴力データを測定しますのでご安心ください。
4、補聴器をレンタルしてみる
では、いざ補聴器を試してみましょう。
まずは実際の使用環境(自宅や職場)で試聴して頂きます。
補聴器はいきなり購入してもらうのではなく、試聴と貸し出しを行います。
聴力データをもとに補聴器を調整するわけですが、
いきなり100%必要な音を聞いてもらうと大抵の人はうるさく感じます。
あまり音を下げ過ぎても効果のない補聴器になってしまいますので
ちょっとうるさいとしても我慢できて、かつ効果のある音量で聞いて頂きます。
目安としては70~80%の音量のイメージです。
この状態で1週間使い続けてください。
試聴期間中の貸し出しは無料で行っていますので、
実際に自宅に持って帰って頂いて家族の方と会話をしたり、
職場にも着けて行って頂いて、実際どのように聞こえが変化するかを確かめて頂きます。
そこで1週間後に補聴器の再調整を行います。
もし、聞こえの調子が悪くうまく聞こえなかったということであれば
どういった音が原因で聞こえにくいのかを問診させて頂き、
その評価をもとに補聴器の音を調整します。
調子の悪いまま調整をせずに使い続けても、聞こえやすくなる可能性は低いです。
またお店で聞いた感覚と自宅や職場では
周りの音環境が変わりますので変化が出ることは多々あります。
そういった実際に使ってみて、感じたことをもとにより良い聞こえを作り上げていきます。
問題なく聞こえてうまく使えるようであれば音量を上げていったりもします。
その間、効果測定といって補聴器の実際の効果を測定もします。
このあたりは今までのブログ内容をご覧になってみてください。
1週間ごとの調整を3~4回繰り返していくと
脳が補聴器を使える状態に変化していきます。
この補聴器だとこのまま使っていけそうとご判断頂いたときに
当店ではご販売ということで代金を頂いております。
これはお店にある試聴器です。
このように補聴器にも色々種類があるので
お客様の聴力、耳の状態、生活環境などから最適な補聴器をご提案いたします。
ご紹介は一部ですがしっかり使って頂く為には色々なパーツもあります。
どういった補聴器をどのように使っていくことが最適なのか、
そういったことも試聴期間中に色々試してみてください。
また初めての場合はわからないことだらけです。
色々な疑問も試聴期間中にお尋ねください。
補聴器と上手に付き合うために
と、一連の流れをご説明しましたが、
補聴器は試聴が終わって、購入して終わりではありません。
より良い状態で補聴器を使い続けるには定期的なメンテナンスが必要です。
補聴器は耳に着ける機器なので、
どうしても耳垢などの汚れの影響を受けてしまいます。
例えば音を出す出口の部分が耳垢により塞がってしまうと
音が聞こえなくなってしまいます。
そういった不具合が発生しにくくなるように
1~2ヶ月に1回は補聴器のメンテナンス来店をお願いしています。
ご購入頂いた補聴器の掃除・メンテナンスは基本無料で行っております。
何かしら故障が発生していて、
部品を換えなければいけない場合は費用が発生することもあります。
その場合は都度ご相談をさせて頂きます。
購入後、2~3年と使い続けていくと
次第に少しずつ聴力が変化してくることもあります。
その場合は聴力の再測定や補聴器の再調整を行います。
これもご購入頂いた補聴器は無料で行っております。
補聴器の購入後も安心してお使い頂けるように
万全のサポート体制をご用意しております。
補聴器を買う前も、買ってからも
しっかりとお客様とお付き合いをしていきます。
聞こえに困ることがありましたら、
ぜひ一度店頭までご相談にご来店ください。