フォナック新製品 マーベル
- 2019.07.01
- 補聴器
こんにちは、メガネの金剛補聴器担当 大橋です。
今回は番外編をお届けします。
弊社で取り扱っている補聴器「フォナック」より
新商品が発売されましたのでご紹介したいと思います。
フォナック新プラットフォーム マーベル
6月6日(木)より、こちらの補聴器が発売開始となりました。
人の声をより聞きやすく、
こちらに的を絞って開発された補聴器となっています。
コンセプトは「聞き惚れるサウンド」
Love at first sight で一目惚れを意味するそうで
それをもじって Love at first sound。
最初から装用感の良い明瞭で豊かな音を体感できるように開発されています。
フォナック補聴器の大きな特徴として
〇オートセンスOS3.0
〇両耳間音声通信技術
〇サウンドリカバー2
という機能があります。
オートセンスOSとはフォナック独自の機能で
補聴器が周囲の音環境を分析し、最適なプログラムを自動的に選択・ブレンドする機能です。
こちらのオートセンスOSがマーベルではさらに改良されています。
これまで以上に周囲の音環境を正確に認識し、良い音に設定してくれます。
両耳間音声通信技術もフォナック独自の技術で
片耳より両耳の方がよく聞こえるという観点から
2台の補聴器が両耳間で音声データの双方向通信を行い、
騒がしい環境下での聞き取りを改善する機能です。
マーベルでは全周波数帯域の音声を通信できるようになり、
騒がしい環境での聞き取りを改善させています。
サウンドリカバー2に関しては大きな変更はないのですが、
聞き取りにくい高音域を圧縮して、言葉を識別しやすくなる機能です。
高い音を聞き間違えやすい聴力の方に特におすすめのフォナック自慢の機能です。
年齢と共に聴力が低下してくると、
一般的に高音域から聞こえにくくなることが多いので
そういった方にも有効な機能と言えます。
今回発売されたRICタイプ、
電池式と充電式タイプになっています。
充電式は3時間の充電で18時間使用可能となっています。
充電ケースにも新しくなっていて、
従来の充電ケースよりも取り外しが容易になっているので
使いやすさがアップしています。
マーベルの新機能として、充電ケースから取り外すと
自動的に補聴器のスイッチがONになるのも嬉しい機能のひとつです。
マーベルのもうひとつの特徴として
SWORDチップというものがあります。
sonova wireless one radio digital の頭文字でSWORDです。
フォナック独自の2.4GHzデジタルワイヤレス通信用のチップ、
SWORD3.0がマーベルには搭載されています。
先述の両耳間音声通信技術もこのチップにより行われています。
これにより何が出来るかですが、
〇BluetoothによりスマホやBluetooth機器との接続
〇テレビコネクターDを通してテレビの音声を補聴器に届ける
ことが出来ます。
スマホとペアリングしておけば補聴器から電話の音声が聞こえるようになり、
補聴器のマイクを利用して、ハンズフリーで会話することも出来ます。
スマホや音楽機器とペアリングしておけば、音楽再生を補聴器から聞くことも出来ます。
テレビコネクターDを自宅のテレビに接続すれば
テレビの音声をダイレクトに補聴器へ飛ばしてくれるので
テレビとの距離に関わらず良い音でテレビを楽しむことが出来ます。
今までの補聴器の概念に捕らわれず、多機能で高性能な補聴器マーベル。
順次メガネの金剛各店舗にて体験いただけるよう準備をしております。
詳しくは各店スタッフにもお尋ねください。