補聴器と集音器は何が違う?通信販売の補聴器はなぜ安い?
- 2018.10.27
- 補聴器
どうもこんにちは!
北野田店の前垣です。
ドローンの次はセグウェイの購入を検討しています。
これもまたドローンと一緒で使用出来る場所は限定しますがとても興味深いアイテムです。
価格は数年前まで凄く高かったですが今はお手頃な価格帯もあるので手を出しやすくなっています。
いつになるか分かりませんが購入したら写真をアップしますので乞うご期待!
さて、当店はメガネの販売のほかに補聴器も取り扱っています。
今回は補聴器についてご紹介させて頂きます。
補聴器は大きく分けて耳かけ型と耳穴型があります。
耳かけ型は耳の後ろに引っ掛けて使用するタイプです。
少し目立ちやすいので、皆さんも目にした事があると思います。
耳穴型は使用する人の耳穴の形をオーダーメイドで型採って使用するタイプです。
耳穴にスッポリ収まるので目立ちにくいです。
昔はアナログ補聴器がほとんどでしたが今はデジタル補聴器がほとんどです。
アナログ補聴器は外から入ってきた音をそのまま大きくするため、うるさく感じることもあります。
デジタル補聴器は周波数ごとに音の調整が出来ます。
まだ聞こえてる所はそのままで、苦手な周波数の所だけを大きくする事が出来るのです。
その他にもデジタル補聴器は色んな機能が付いており、お客様の聞こえをお手伝いしてくれます。
補聴器と言えば良くお客様からの問い合わせで聞かれることが集音器についてです。
「集音器と補聴器って何が違うの?」
「なんでこんなに値段が違うの?」
という疑問は、ブログを見ている皆さんも持っているかもしれません。
補聴器は国の認可を受けた『医療機器』のカテゴリに属します。
その人個人の聞こえに合わせ、販売員が対面で音の調整をします。
一方の集音器は『電化製品』。効果や安全性の保障はされておりません。
集音器の場合、音の調整は自己責任です。
また、インターネットや新聞で安く補聴器を販売しているのを見る事があると思います。
補聴器で一番大事なのは、その人の聞こえにしっかり調整する事です。
ネットなどの通信販売では音の調整はされません。
補聴器にとって一番大事な部分が抜けているため、安く提供が出来るのです。
たまに「通販で安く買ったけど全然使えなかった」とお客様からお声を頂きますが、その度に残念な気持ちになります。
メガネもそうですが、なぜ安いのか?なぜ高いのか?それをしっかりお伝えするのが我々の仕事だと思っています。
当店では補聴器を購入される前に耳鼻科の受診をお勧めしています。
難聴の原因によっては治療で治る場合がありますので自己判断は禁物です。
耳鼻科の先生と良くご相談した上で補聴器をご検討くださいませ。
■ 余談 ■
補聴器には認定補聴器技能者という資格があり、メガネの金剛スタッフの中にも資格保有者がいます。
取得には4年間かかり、私も去年から受けています。
テストに合格すると次のステップに進む事ができ、私は第1期に無事受かったので次は第2期です。
来月の11月に東京で5日間講習を受けてからテストがあります。
プレッシャーで今から胃がキリキリしています。
行きと帰りの新幹線が割と楽しみです。あのスピード感はたまりません。