メガネフレームメーカー、シャルマン工場見学!
- 2019.08.29
- 教育・研修・評価
こんにちは!
メガネの金剛 イオン金剛店の酒井です。
さてさて、今回は前回の続きということで、
大手メガネメーカーの「シャルマン」様の工場見学の様子をご紹介したいと思います!
鯖江まではサンバーバードで出発!
2時間ぐらいでしたが車内は広々としていてとても快適でした(^^
鯖江についてまずは、工場見学の前に腹ごしらえ。
なにやら福井県はお蕎麦が有名ということで、
シャルマン社員様お勧めの老舗お蕎麦屋さんに案内していただきました!
看板メニューの天おろしです!
まず見た目のインパクトがすごい!
麺が平たくて、出汁には大根おろしがこれでもか!と入っています。
出汁は付けて食べるのではなく、ぶっかけうどんみたいに出汁をかけて食べます。
お蕎麦はコシがしっかりとしていてとても美味しかったです!
お蕎麦と天ぷらのボリュームが結構あったのですが
大根おろしがたっぷりと入った出汁はとてもさっぱりとした味わいだったからか、
スルスルと食べ続けて気付けば完食。
これはいくらでも入ってしまいますね(笑)
お腹がいっぱいになったところで・・・
シャルマン本社と工場に到着!
シャルマンの工場で実際にフレームが出来上がっていく様を目の前で見学させて頂きました。
シャルマン工場はフロアごとに製造工程が区分けされていて、
フロアを登っていくにつれてフレームが完成するようになっています。
1階は部品の製造・加工→2階は組み立て→3階は表面処理→4階は仕上げ
という順番になっていました。
だんだんと仕上がっていく様子は見学していてとても楽しかったですよ~!
1階の部品加工では大量の金型が用意され、何度もプレスをしてやっと1つの部品が仕上がります。
プレスの回数のたびに違う金型を使用します。
新しい金型一つを作るだけでもとてもコストがかかるらしいです。
ですので、労力的にもコスト的にも大変な作業となります。
シャルマン社員様曰く、部品一つの精度が完成品全体の精度を決めるとの事で
決して手の抜けない大事な工程との事。
2階ではシャルマン独自技術のレーザー微細溶接によって
部品がメガネの形になっていく様を見てきました。
3階では研磨や表面処理の工程を見学
特に印象に残っているのは表面処理作業!まさに職人技!
フレームに色を乗せるだけでも、一色乗せたら専用の窯で焼き付け、そしてまた一色乗せたら焼き付けと
何かを行うたびに焼き付けの工程を挟みます。
普段何気なく手に取っているフレームでも、
とてつもない手間暇がかかっているのだと改めて実感しました。
大手メーカー様といえども職人の手による繊細な作業は多く、
メイドインジャパンフレームのクラフトマンシップを感じました!
そして4階で完成品の検品と、一通り工場を案内していただいた後は、
メガネストラップ作り体験です!
好きな色のスワロフスキーをメガネストラップの型板にはめ込んでいきます。
実際に職人さんがメガネの製作過程で行っている装飾付けの超簡易バージョンでしたが、
これがとっっっても細かい作業でした。
ハズキルーペが欲しくなってしまいますね(笑)
竹串を駆使して8個の穴の中に接着剤を塗り込み、
ラインストーン用の石付けペンで小さなスワロフスキーを調整しながらはめ込んでいきます。
作り方を教えて下さった講師の方にだいぶ助けてもらいながらでしたが何とか完成☆
実際の作業だともっと複雑で石の種類も多くなります。
この繊細な作業を高い精度でこなす職人さんは本当にすごいですね!
とういうことで、「シャルマン」様の工場見学編でございました。
ラインアートに限らず、国産フレームは決して安価とは言い難いです。
ですが、それだけ多くの人の手間暇がかかっているのだという事。
高品質の価値を少しでも皆様にも感じて頂ければ幸いです。
皆さんもメガネの価格などで気になる事があったら何でもメガネ屋さんに聞いてみてくださいね!
きっと答えてくれるはずです!
それでは、また次回もよろしくお願い致します。