新卒採用は良い人財を探すことだけが目的ではない
- 2019.04.06
- 教育・研修・評価
みなさま、こんにちは。
メガネの金剛で代表をしております、佐藤です。
2011年4月12日に先代(創業社長)より代表を引き継ぎはや7年。
【人に、伝える。「見る」「聞く」の文化を創る。】
という理念を掲げ、日々奮闘中です。
仕事のこと、会社のこと、業界のこと、社会のこと、自分のこと、について
思うこと、考えること、決めたこと、行動したこと、を少しずつ発信していきたいと思います。
いま、メガネの金剛では2020年度新卒採用活動を行っています。
メガネの金剛の新卒採用は隔年で実施しています。
なので、2018年4月に新卒メンバーを迎えましたので、次は2020年4月です。
採用が年々難しくなっていると言われている今日ですので、我々も早めに動きだしました。
2019年に入ってすぐにインターンシップを実施して、数名の大学3回生(2020年卒予定)の方に店頭に立っていただく機会を設けることができました。
そして、3月からは会社説明会をスタートさせています。
3月~4月にかけて5回の説明会を自社にて実施。
その中身は、私からの会社概要説明と、2018年新卒入社のメンバーが現場を語るというもの。
まず、私がお話しするのは自分自身の歴史です。
何も考えずに過ごした青春時代の話、船で世界一周をした話、働きだして挫折した話、
経営大学院に通って衝撃を受けた話、父から代表を引き継いだ話など…
飾らずに包み隠さずに、ありのままお話しします。
そして次は、45年を超える会社の歴史です。
父が創業した時の話、業界のうねりの話、
会社が潰れかけた話、弊社にしかない強みの話
これも飾らず包み隠さずに、ありのままお話しします。
ダメで、悩み、もがきながら、なんとか会社を継続できていること。
そして、共に働くメンバーとご支持していただけるお客様のおかげで、少しずつ成長できている事をお話します。
弊社に採用希望でお越しいただける学生さんに、必ずお伝えしていることは「お互いありのまま表現しましょう!」ということです。
就職活動のとき、多くの学生さんは良いところばかり表現します。
採用活動のとき、多くの会社は良いところばかり表現します。
お互い仮初の姿で共に働くことを決めても、絶対に長続きしません。
難しい事ですが、可能な限り、弱いところも、ダメなところもお互い表現した上で共に働くことを決めることができれば、長くやりがいをもって働くことができるではないかと考えています。
このようなことを私が45分程度話をした後、いよいよ2018年4月入社メンバーが語り始めます。(じつに話しにくい(笑))
ちょうど2年前にそこに座っていた、自分自身を投影しながら。
2年経って振り返る成長、就活での悩み、仕事のやりがい、などを語ってくれます。
面白いもので、「人に、伝える。」という行動の中で、伝える側が自信を持つようになります。
メガネの金剛という会社、メガネや補聴器という商品、なにより自分自身について自信を持って語る2018年新卒メンバー。
採用活動を通じて、メンバーの成長を実感する瞬間です。
採用活動の目的は、第一にメガネの金剛に合うメンバーを探して入社してもらうということですが、
もう一つ、その活動を通じて社内のメンバーが会社や仕事、なにより自分自身の自信を深めることにあります。
メガネの金剛は、隔年の新卒採用をこれからも継続し、ブラッシュアップさせながら会社の根幹を強くします。