メガネの価格はわかりにくい!?

みなさま、こんにちは。

メガネの金剛で代表をしております、佐藤です。

2011年4月12日に先代(創業社長)より代表を引き継ぎはや7年。

【人に、伝える。「見る」「聞く」の文化を創る。】

という理念を掲げ、日々奮闘中です。

 

仕事のこと、会社のこと、業界のこと、社会のこと、自分のこと、について

思うこと、考えること、決めたこと、行動したこと、を少しずつ発信していきたいと思います。

 

最近よく『コスパ』という言葉を見聞きします。

いわゆる、コストパフォーマンス、すなわち費用対効果のことです。

 

メガネにおける、コスパはどのように考えられるでしょうか?

考えてみました。

 

お金(コスト)と価値(効果)が交換されること

わたしはそれがビジネスであり商売のカタチだと思っています。

ただ、ここで難しいのがお金と価値の性質の差です。

 

お金は、数えられるものです。

定量的なものです。

有限なものです。

客観的なものです。

 

ところが、

 

価値は、測りにくいものです。

定性的なものです。

モノとコト(サービス)でできています。

 

こういった性質の違うものを交換するとき

「本当に損してないのかな?」ということがわかりにくくなってしまいます。

だから『コスパ』なる言葉が巷であふれているのでしょう。

誰しもが[支払うお金≦価値]であって欲しい!!

と、求めるのは当然のことですので。

 

先にも言いましたように、価値はモノとコト(サービス)でできています。

もっと言うと、モノとサービスだけでできています。

 

だから、

■価値=モノ+サービス

そして、誰しもが求めるのは、

■支払うお金≦価値

つまり、

■支払うお金≦モノ+サービス

と、なります。

 

例えば、スーパーの食料品売り場で試食をしてモノを買うとします。

 

■支払うお金≦おいしいモノ + 試食サービス

 

「これ、すごく美味しいから買おう!」と、実感して買うことができます。

ただ、メガネの場合はそうはいきません。

 

■支払うお金≦メガネ(レンズ+フレーム)

+販売員の接客サービス(接遇、知識、技術など)

+アフターフォロー(点検、保証など)

 

つまり、メガネは購入を決める時点では非常に価値のわかりにくい商品なんですね。

視力を測定して「これ、すごく見えるからこれにします!」となっても

疲れるかもしれないし、しばらくかけていると痛く感じるかもしれない。

ホントのところ、使ってみるまで分からない。

こんな不確実で価値体感しにくい商品、

お客様が自分一人で判断して購入を決定するというのは至極難しい事なのです。

 

この難易度の高い商品を安心のコスパで買う方法は2つだけです。

 

➀価格の安いものを買う。

損をする可能性を下げることができます。

この場合、失敗をしても諦めのつく価格を目指すことが理想です。

ただし、視力補正以外の価値は期待できません。

 

➁信用信頼できる人(プロ)に相談して買う。

支払うお金を上回る価値提供ができる人(プロ)に相談することです。

逆に、信用信頼できる人(プロ)であれば支払うお金を下回りそうな価値であれば、

それも親身に教えてくれるはずです。

視力補正以外の自分の魅せ方、疲れの対処、健康への対処

…など、最適なメガネでコスパをクリアできます。

 

メガネの金剛では、すべての方へ➁を実現できるように日々努力を重ねております。

 

さらに、➀で十分な方へは➀へのご案内もいたします。

(と、皆に伝えているつもりです。)

 

これからも、正直に、真っ直ぐに、理念に沿って。

ご来店いただけるお客様一人一人の『コスパ』をクリアしていきたいですね。